二乗機関

「探索者：Xの輪郭」 　シナリオ制作者：クスノキ 時間：12時間程度 人数：4人(+KPC) 技能：なし 舞台：現代 概要：継続刑事推奨。秘匿有り、タイムリミット制シティシナリオ。 ※直接的なネタバレはありませんが、「探索者：Uの証言」「探索者：Iの献身」と世界観を共有しています。時系列的に「探索者：Uの証言」「探索者：Iの献身」の後の話になります。 ※上記のシナリオを通過していなくても、このシナリオのプレイは可能です。 ■あらすじ ある殺人事件が起きた。事件は実に周到で、手がかりとなるものは現在見つかっていない。被害者が前科持ちだったこともあり、あまり大きな事件として取り上げられることもなく、捜査本部も立てられないまま探索者たちは事件の担当となる。 「行かなくちゃいけない。法で裁けない正義を、見逃しちゃ駄目だ」 そう言ってKPCがいなくなってから、それぞれの抱えた謎がつながり、からみ、そうしてすべての物語が見えてくる。 ■事件について 被害者は52歳男性。過去窃盗や暴行などの罪で逮捕された前科を持つ。恨みを買いやすい人物であるため、怨恨の線で調査を進めている。現場に凶器は残っておらず、犯人の痕跡らしきものが綺麗に掃除されていることから、事前に計画を練っていたか、冷静な人物であることが予想される。 ■KPCについて 継続限定、職業刑事限定。怪異と呼ばれる異様な体験をし、冒涜的な存在と出会った経験がある探索者が望ましい。 また、「探索者：Uの証言」「探索者：Iの献身」を通過していると良い。 ※これはKPCとして出た場合にも当てはまる。 ■探索者について 継続推奨、職業刑事限定。怪異と呼ばれる異様な体験をし、冒涜的な存在と出会った経験がある探索者が望ましい。 また、「探索者：Uの証言」「探索者：Iの献身」を通過していない探索者に限る。 ※あくまで推奨のため、刑事PCがいない場合新規でも構わない。 ■ハンドアウト 事前秘匿HOはありませんが、本編中に秘匿が発生します。 ▽HO1 2010年には刑事になっていた探索者。年齢にして35歳以上であれば構わない。貴方は過去ある事件を追っていたが、時効を迎え犯人を取り逃がしたことがある。 /NPCとの交流を大事にし、同情できるPL推奨。 ▽HO2 年齢指定なし。知り合いに「佐伯 周郎(さえき しゅうろう)」という人物がいる。彼は犯罪心理学者であり、度々探索者の相談に乗っていたことだろう。 /情報整理が得意なPL推奨。 ▽HO3 年齢指定なし。体術や重火器の扱いに長けた人物であり、護衛を任されることがある。最近「大塚 守(おおつか まもる)」という殺人犯の護送を行った。 /尋問や質問、心理戦が得意なPL推奨。 ▽HO4 年齢指定なし。あるカルト教団の事件を追っており、そういった方面に知識が強い。過去、不可解な行方不明事件を追っていたことがある。 /理不尽な目にあいつつ、真実を求めたいPL推奨。 ■注意点 発達障害に関する描写のあるHOがあります。そういったものがフィクションでも苦手な人は、そのHOでプレイすることを避けてください。 ※KPは上記の点を踏まえ、HOのヒアリングを行ってください。 ■影響を受けた作品 「探索者：Xの輪郭」は映画「ユリゴコロ」に強い影響を受けています。「ユリゴコロ」の内容に沿ったシナリオではありませんが、作中の描写から引用し、パロディしている部分があります。 ：pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19275504